はじめまして、総務のさいとう課長です。
これから、「総務課長のブログ」をはじめるにあたり、まずは自己紹介をします。
助けてあげたいのに、逆のことをした信用組合時代
大学を卒業し、地元の信用組合に就職しました。最初は内勤者として、支店の中で事務作業をしていましたが、外で直接お客様と会う渉外係となり、色々なお客様と直接やり取りをしていくようになりました。事業が成功している方や事業が失敗に終わった方、このままの状態だと事業が失敗に終わってしまうので必死になって立て直しを図っている方など様々なお客様と出会い色々な経験ができました。
事業の再生資金として融資を行った先が一か月後には破産の申し立てを行い、世間の厳しさを経験し、また、融資先が行方不明になり、住所を追って山奥の怪しい団体の施設を訪問したりと本当に色々な経験をしてきました。
その色々な経験の中で一番歯がゆい思いをしたのが、必死になって事業の再生を目指して頑張っている人に融資を行わず逆に融資の回収を行ったことです。あと1000万円あったら再生ができると思っていても、上からの指示に従わなければならず、自分の考えていることと逆のことをしたことが多々ありました。その経験から、「もっとお客様に寄り添ったサポートができる仕事をしたいと思い」、社会保険労務士事務所へ転職をしました。
企業の悩みは同じようでも解決方法は様々
社会保険労務士事務所に転職し、そこでは従業員5名程度から300人程度の各企業の担当者となりました。業種も製造業、運送業、医療・福祉と幅広く、ここでも色々な経験をすることができました。
- 人を採用するためにはどうすればいいのか?
- 人を採用した後、どのように育てていかなければいけないか?
- 社員となった方と別れることとなったとき、どのように別れるか?
企業の人の悩みは大きくまとめると上記3つに当てはまるのではないかと思います。しかし、各企業ごとにその悩みに対して背景が違っています。例えば資金力のある企業とない企業では同じような悩みでも、解決方法は全く異なってきます。このような悩みに対し、企業の方と一緒に悩み、考えて一つ一つ課題に対応してきました。ここで大きな失敗をすることとなるのですが、詳細については後日お伝えをしたいと思います。
色々な企業の悩みに対応する中で、アドバイスをするだけではなく実際にその企業の一員となって仕事をしてみたい。自分の伝えていることが、「本当にその企業の役に立っているのか」を確かめてみたいと思い、企業の一社員として転職することとなりました。
総務課は「なんでも課」
製造業の総務課の人事労務がメインの社員として就職をしました。もちろん、採用、就業規則等の会社の規定の変更などの人事労務に関する仕事がメインでしたが、各種社内イベントの企画・運営、備品関係の管理、従業員用宿舎の管理や近隣住民の対応、土地買収の交渉、更には社内に設置してある自販機の管理など様々な業務を行ってきました。入社した際、総務の仕事の幅が余りにも広いので驚いてしまいました。正に総務課は「なんでも課」です。
今現在、製造業の総務ではなく医療・福祉の総務として働いています。経理業務も行うようになり、仕事の幅が更に広がりました。
総務の仕事は幅が広く、始めてやる仕事も多く大変な面もありますが、色々な経験ができることはとても良いことではないかと思っています。
今回、ブログを始めたのも自分の経験したことを伝えることによって、誰かの課題解決のきっかけになってもらえればと思い始めました。
色々とお伝えできればと思いますので、宜しくお願い致します。
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